2015年1月10日土曜日

(2433)違法伐採で142人を逮捕、3分の2が中国人

  1月8日のミャンマーニュースより。ミャンマ―軍による違法伐採の取り締まりで、違法伐採者142人が逮捕され、その約3分の2は中国人だという。軍当局は、伐木運搬トラック436台、覚せい剤や生アヘン、中国通貨を積んだトラック14台を押収。逮捕された数人は、カチン独立組織による伐採ライセンスを保有していた。ミャンマーにおいて、貴重なチーク林での違法伐採は大きな問題になっている。特に政府による監視が届いていない少数民族組織が支配している地域で顕著となっている。森林局は、「このような地域では軍が行動を起こすしか手立てがない」と語る。公式の統計によると1990年~2010年の間にミャンマーの森林面積は、国土の58%から47%に縮小されている。一方、中国側は「中国の国民の正当な権利と利益を保護するよう促した」という。

2 件のコメント:

  1. 軍の対応が必須ですな。関係者一同、納得するでしょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    「軍の対応が必須」となると、「軍政が必須」となり、民主化が進まなくなります。痛し痒しですね。

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