2015年1月13日火曜日

(2436)水素エネルギー 社会を支える新たな力に

  私は1月3日の本欄で、「水が石油に代わる」という初夢を紹介した。中東の産油国が石油製造を制限しないため、ガソリン価格はみるみる安くなり、日本でも1㍑120円台に達する有様。こうなると産油国と消費国との我慢比べとなるが、早くもシェールガスを採掘している米国企業が倒産。産油国側の深慮遠謀策が目につく。今日の朝日社説によれば、東京ガスや岩谷産業がすでに水素ステーションを港区や練馬区に建設、政府は15年度中に4大都市圏で100カ所のステーションづくりを計画している。トヨタの水素自動車「ミライ」対応であり、ホンダや日産も水素自動車を発売するという。同時に自治体も動き出しており、川崎市は街づくりを模索中で、東京都も五輪での輸送などに水素を活用するという。勿論「エネファーム」による水素活用も既に実用化している。

2 件のコメント:

  1. 水素エネルギーは、素晴らしい技術。
    うまく進展しますように!

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ライオンにも電解工場があり、硬化油にこの水素を活用していましたね。今朝の日経にも東芝の「水素技術」が紹介されていました。ミライの注文も予定400台に対して1500台とか、第1号は安倍首相に贈られたとか。

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