2015年1月16日金曜日

(2439)スーチー氏 大統領と応酬 改革協議の枠組みめぐり

  1月16日の朝日新聞12面より。ミャンマーで憲法改正や国内和平の動きが停滞する中、改革を推進させるための協議の枠組みを巡って、テインセイン大統領とスーチー党首の溝が広まっている。大統領は、民主化と改革の継続、国内和平などを議題にした会議を12日に開催、出席者は大統領、国軍最高司令官、スーチー氏ら党代表のほか、地方政府の少数民族担当相など48人。1人5分ずつ発言したが、多くの出席者は時間の無駄だと感じた。スーチー氏は、「会議の目的が分からない、改憲に政府が熱心ではない」と述べた。こうした会議を開くのは昨年10月に続き2度目、その時は14人が出席した。スーチー氏は4者会談を望み、国会は11月に6者会談を行うよう決議した。ある野党議員は「政府の本音は憲法の改正をしたくないからだ」と述べた。

2 件のコメント:

  1. 全く時間の無駄なのでは…。少しはいい点もあるのかな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    いい点と言えば、テインセイン大統領の本心が何となく見えてきた点でしょう。民主化志向というよりも、軍事政権存続のための策略としか見えませんが。

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