2015年1月30日金曜日

(2453)中国石油輸入ルート多様化 ミャンマー経由パイプライン開通

  1月30日の朝日6面より。ミャンマー西部のチャオピューから中国に通じる石油パイプラインが30日、開通する。需要が急速に高まる中国は輸入ルートを増やし、供給の安定化を図る考えだ。一方でパイプラインの起点の島には中国が深海港を整備、インド洋進出の足掛かりになるのではとインドなどが警戒する。チャウピュー郊外にあるマデ―島の港に中国の大型石油タンカーが入港、パイプ開通式が行われた。ここからは一昨年沖合で採掘された天然ガスを中国に送るパイプラインが完成している。中国はチャオピューで経済特区の開発権も狙う。こうした中国の動きは周辺国を刺激し、インドはチャウピューの北100キロにあるシットウエ―の港などの建設に乗り出した。ミャンマー政府は、ティラワやダウェイの経済特区開発には、日本を呼び込んでいる。

2 件のコメント:

  1. テインセイン政権、中々やりますな。
    どうも「憲法改正」は難しい…。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A,さん
    テインセイン大統領は中国の進入をある程度抑える方針のようですね。バランスを取っている感じがします。

    返信削除