2010年11月24日水曜日

(926)水曜日のデート Aさんは出所

(2010年11月24日)
  きょうは秋晴れの水曜日、いそいそと品川入管に向かう。足の痛みは無くなっているが、いかんせん重たい。皆より足が長い分だけ重いのは仕方ないか。きょうは5人と面会する予定だったが、一人Aさんが4ヶ月足らずできのう仮放免で出所、面会する際通常は暗い感じになるものだが、彼女はユーモアを交えて明るく振舞い、周囲のビルマ人女性入所者を明るいムードにしてくれている。一方日本語の勉強もすさまじいものがあり、部厚い3級の試験問題を要求し、一週間後には返却してくれるが、成績はいつも85点以上、これからはN3級に挑戦するそうだ。帰途3階の難民審査の係りを訪問、ビルマに民主化政府と称する新政権ができた場合、難民申請者に帰国するよう勧めるのか聞いてみたが、難民申請をした人が帰国すると危ないので従来どおりの方針は変えないと明言。在日ビルマ人よ、噂を信じないでね。

2 件のコメント:

  1. 「難民申請者が帰国すると危ないので従来どおりの方針を変えない」との担当官の証言が取れてほっとしましたな。
    さすが法治国家日本!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    この言葉は重要です。
    在日ビルマ人社会ではいまというか、いつも
    流言飛語が飛び交っているけど、考えてみると気の毒です。(N)

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