2010年11月4日木曜日

(906)わーい 特別在留許可が出た

(2010年11月4日)
  携帯の着歌が鳴り出し、受話器の向こうからAさんの声が聞こえる。「先生いま入管にいます」。なにっ、もしや、また入管に収容された? 彼女は2006年に品川入管から牛久入管に1年前後収容され、私が毎週面会していた女性である。2回目の収容か? 不安が募る。と彼女の口調が急に変わった。「きょう入管から出頭するように手紙が来たけど、何のために呼ばれたのか分からなかったが、いま特定活動1年の在留資格を貰った。先生有難う」。そうならそうと最初に言え、私に余分な心配かけるんじゃないぞ・・・・。私の不安げな顔がこのとき一変したに違いない。「おめでとう。長い間ご苦労さん」、「きょうは美味しいもの食べてね」。彼女は12月で日本滞在10年だ。とすると12月には特定活動から定住の資格に変わるはず。今日入管でこの点確かめた。私にとっても保証金50万円が戻ってきた。ばんざーい!

4 件のコメント:

  1. 本当によかったですな。
    忍耐の期間が長かっただけ、喜びも一入!
    それにしても、当局の審査はもっと迅速にしてほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    本当によかったと思います。逆に言えば、日本政府は何でこんなに難民申請者をいじめるのかといいたくなります。(N)

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  3. 在留許可が出たとわかった瞬間ってなんともいえない喜び、感動、感謝に包まれますね。保証金50万円!!!
    毎週の入管参り、資金援助、
    本当にありがとうございます!

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  4. 戦車ツマさん
    難民申請者に対して3年間も就労禁止なんて、日本の法律がおかしい。一種の拷問です。もっともみんな生きるためにアルバイトなどしているが、それを見逃している制度もおかしい。なにかビルマ軍政に似てきたような感じがします。(N)

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