2016年10月26日水曜日

(3095)「悪魔祓いの儀式」で子ども3人死亡 ミャンマー

 10月23日のAFP時事より。ヤンゴン近郊のトゥワンテで、呪術師を自称する男が幼い子供たちを虐待し、3人が死亡した。警察の発表や遺族の発言で22日に明らかになった。警察によると、死亡した3人は、3歳の男児と2歳の女児、生後8か月の赤ちゃんで、遺体に殴るけるの暴行を受けた跡があった。男は子供たちが悪霊に取りつかれていると家族に告げ、18・19日の夜に悪魔祓いの儀式を執り行い、その最中に暴行を加えた。男は村の住民らをトランス状態に導いた上で、衆目環視の中で子供たちを殺した。ミャンマーでは、国民の大多数が仏教徒であるが、精霊や占星術、「ヤダヤ」と呼ばれる厄除けの呪術も広く信じられている。国内にはスマートフォンや高級ホテルなどが、大量に流入したが、その反面占い師や呪術師に相談する国民も多い。

2 件のコメント:

  1. 哀しい出来事ですな。陋習を改めるべく、早く法律を整備してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    「旧来からの陋習」であり、改めるには相当な努力と時間が必要。法律整備の他、文化度の向上が必要では。現在の日本でもこの種の事件は発生している。

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