2016年10月14日金曜日

(3083)ミャンマー宗教対立再燃 少数民族と当局衝突

 10月13日の日経新聞電子版より。ミャンマー・ラカイン州の宗教対立が激化している。今月に入りイスラム教徒の少数民族ロヒンギャと警察や国軍部隊が衝突し、20人以上が死亡した。
3月末に発足したスーチー国家顧問主導の新政権では最大規模の武力衝突だ。ロヒンギャを差別してきた政府の対応には国際社会の批判が強く、スーチー政権は大きな試練にさらされている。ミャンマー政府の発表によると9日にロヒンギャを名乗る武装集団がラカイン州北部のマウンド―の警察署を襲撃、これに反撃する国軍の掃討作戦で、10日までに双方合わせ17人の死者が出た。11日にはロヒンギャなど約300人が国軍部隊を襲撃し、新たに5人が死亡した。スーチー国家顧問は死亡した警官や兵士の遺族への全面支援とテロリストへの注意を呼び掛けた。

2 件のコメント:

  1. 国連が関与する姿勢を示すことが重要…。
    アナン委員長は、格好だけでいいから早く、そうすべきでは。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    恰好だけでも・・・・・・無理でしょう。やはり国連が全力を尽くしてほしい。

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