2016年10月3日月曜日

(3072)ミャンマー北部の村に砲撃、子供1人死亡、2人負傷

 10月2日のAFPニュースより。ミャンマー北部の少数民族武装勢力の拠点であるシャン州の村で1日、砲撃によって2歳の女児1人が死亡、子供2人が負傷した。この状況を「カチン平和ネットワーク」の活動家と住民が語ってくれた。少数民族との和平を目指す政府の取り組みの妨げになる恐れがある。砲撃を受けたのは中国と国境を接するプワン村で、この村の少数民族武装勢力は長年国軍と交戦している。このため大勢の住民が避難を余儀なくされている。このことがスーチー国家顧問の和平実現への熱意に水を差している。カチン族指導者は、砲撃を行ったのはミャンマーの国軍との認識を明らかにしたが、国軍のコメントは得られていない。スーチー氏は全面的和平協議に乗り出しているが、ここ数週間 国境地帯では武力衝突が数件発生している。

2 件のコメント:

  1. 痛ましい記事ですな。完全な戦闘停止が早く実現されますように。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    スーチーさんが希望する国内平和はまだまだ。全団体の顔合わせが終わったに過ぎない。多民族によるモザイク国家の統一はまだまだだ。

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