2016年10月12日水曜日

(3079)希少なビルマ猫の「楽園」訊ねて ミャンマー中部

 10月8日の日経電子版より。以前はビルマ各地にいたビルマ猫は、1930年頃に純血種がほぼ姿を消してしまった。道路の発展で、人の移動が盛んになり、様々な猫が流入し雑種が増えたためだ。欧米などではビルマ猫を交配して生まれた種が多く、飼われている。しかし2008年に英国に本来のビルマ猫が残っているとわかり、ミャンマー国内での「復活」を目指した中国の研究者が、7匹を連れ帰った。その活動を引き継いだのが、インレー湖周辺の自然を守る「インレー・ヘリテージ」。高床式の一戸建ての猫小屋、ゆったりとした長椅子のある大部屋など豪華な施設を作って育て始め、現在は42匹の大所帯。施設は自由に見学できるので湖周辺のリゾートホテルに宿泊する外国人観光客も訪れる。なおインレー湖中の別の寺院にも20匹の猫がいた。

2 件のコメント:

  1. 珍しく生き残った希少種。これからも、皆で大切に育てましょう。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本では「シャムネコ」が有名だったが、これからは「ビルマネコ」か。ご発展を祈る。

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