2015年11月30日月曜日

(2759)ティンウィンさんが帰国

  いささか旧聞であるが11月15日発行の難民支援協会のニュースより。テーマは「家族それぞれの帰国」。ティンウィンさんが来日したのが1996年、パシュトゥン系のルーツを持ち、ムスリムである同氏は、群馬県太田市で15年の暮らしに幕を閉じた。当初、彼の食事予算は1日150円、贅沢したいときは250円のカップ麺をすする。子供は3人とも奨学金を得て、大学を卒業し日本で就職している。ティンウィンさん夫婦は、帰国して残りの人生をミャンマーの民主化に貢献したい、また、仏教徒とムスリムとの対話を仲介したいという。当然子供たちは家族が離れることに反対したが、このため家族で何回も議論を重ねた結果だ。また、第2の祖国である日本に対しては「多様性を恐れないでこの多様性を糧にさらに力を付け、アジアをリードしてほしい」と語った。

2 件のコメント:

  1. 全く理想的な家庭で、羨ましい限り‥。 家族それぞれ期待されますな。



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  2. K,A.さん
    ティンウィンさんは私もよく話したことがあります。イスラム教徒であり、帰国したらロヒンギャ問題で、スーチーさんを助けてほしい。

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