2015年11月27日金曜日

(2756)貧困層が多いミャンマーが「世界で最も寛大な国」と判明

  11月25日のミャンマーニュースより。これはギャラップが、世界各国15万人以上の人々にインタビューした「WORLD GIVING INDEX 2014」で公表。調査は「金銭の寄付」、「ボランティア時間」、「見知らぬ人への助力」の3つを総合して順位を決定。ミャンマーは3つのうち「金銭の寄付」と「ボランティア時間」で世界のトップとなり、総合でも米国と並んで「世界で最も寛大な国」となった。世界最貧困であるミャンマーが世界一裕福な国米国と並んでトップになるのは興味深い結果だ。2014年には世界で成人の31%に当たる14億人がお金を寄付しており、前年の28%より増加。ミャンマー人の金銭寄付は91%と驚異的な高さだが、タイも87%で、仏教における「徳を積む」精神が関係していそうだ。日本は世界90位。前年結果は本ブログ(2387)に掲載。

2 件のコメント:

  1. 日本の場合、「赤い羽根募金」活動の活発化で、少しはよくならないのかな?

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  2. K.A.さん
    赤い羽根運動は毎年秋の運動に過ぎない。ミャンマーでは毎日が寄付の日であり、僧侶や両親・教師を敬っている。宗教心が大きな原動力になっていると思う。

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