2015年11月20日金曜日

(2749)ミャンマー新政権へ(下) 「手続き弱者」にたかる影 役所への申請代行

  11月20日の朝日より。ヤンゴンの旅券事務所前に椅子とテーブルをおいた露店が10以上並ぶ。「ポエザー(ブローカー)たちだ。ポエザ―は手続きに不慣れな市民の申請作業を代行する。ポエザ―は5分で申請書を書き終えるが、料金は4200円。市民が直接申請した場合は2500円だから、差額はポエザ―の懐に。ここのポエザ―は実は旅券事務所の職員だ。郵電公社の前にも十数人のポエザ―がいる。携帯電話のSIMカードの再発行に来た市民に手続きを代行するが、自分で処理すれば150円だが、ポエザ―に頼むと500円。ポエザ―は、車の登録事務所、税関などにも存在し、いまや汚職の温床になっている。国際NGOによる汚職指数でミャンマーは175か国中156位。スーチー氏は「汚職の無い社会を実現するために改革する」と強調するが。

2 件のコメント:

  1. なかなかの興味ある課題。何れ解消されると思うけど‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    発展途上の場合、どうしても汚職がつきもの、汚職ができなければ国民は疲弊する、だから経済発展が何よりも重要な施策、スーチー氏もよく理解しているとは思うが。

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