2015年9月1日火曜日

(2669)ミャンマー政府が最低賃金を設定

  8月30日のミャンマーニュースより。8月29日、ミャンマー政府は国内の労働者に対する最低基本賃金を初めて設定した。最低賃金は、基本的な8時間の日給につき、3600チャット(約2.8ドル)と定められた。国内すべての地域で適用される。(家内労働における15歳未満の労働は適用外)。この最低賃金設定については、約1年前から政府と雇用者、労働者の代表で調査を実施し、労働者組合などの合意を得て、9月1日から実施されることになった。縫製業など5つの労働者組合は、最低基本賃金4000チャットを要求していたが、雇用者側は3600チャットでも高すぎると主張。政府の決定後も両者の主張は平行線のままだ。縫製業協会は、政府が強行する場合は、9月1日以降30の企業が工場を閉鎖し 7万人以上が職を失うことになると表明した。

2 件のコメント:

  1. 賃金の低さには一驚! こういう国もあるんですなあ。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍政のつたない政治で、最貧国まで成り下がりましたが、今後は伸びるでしょう。人件費の安さだけで進出した企業は、いずれ立ち行かなくなるでしょう。ミャンマー人を大切にする「心」が大切です。

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