2015年9月6日日曜日

(2674)「9月末に一部武装勢力と先行署名」

  9月4日の産経ニュースより。ミャンマー政府と少数民族武装勢力との停戦合意を巡り、政府側の交渉窓口を務めるミャンマー平和センターのフラ・マン・シュエ上級顧問は3日、ずれ込んでいる停戦協定の署名式を今月末に行うことを明らかにした。15組織すべてとの署名は見送り、一部と先行して署名する。11月の総選挙前に政権の実績づくりを優先する。ビルマ族を中心とする政府軍と、人口の3分の1を占める少数民族の各武装勢力が内戦を続けている。上級顧問は、カレン民族同盟とは信頼醸成が進んだが、カチン独立機構とは疎遠状態。そこで合意が得られた7組織とは今月末に署名を交わす。総選挙では、軍系与党の劣勢が予想されており、政権移行前に、停戦の流れを築く狙いのようだ。署名式には日本、欧州連合の立会を認める方針だ。

2 件のコメント:

  1. 日本、欧州連合が立ち合えれば、一定の国際評価がでますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    そうですね。ただうまく停戦協定が進むか否かはまだ不安、私は全面的停戦はまず無理と踏んでいますが。

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