2015年4月29日水曜日

(2543)ミャンマー銀行の夜明け、手書き通帳から脱却

  4月28日の日経新聞より。ミャンマーの銀行業務が外資に開放され、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が今月に入り、現地に支店を開いた。両行は地場銀行にノウハウを提供し、手書きの通帳を使うなど遅れていた銀行業務を国際業務を手掛けるまでに発展させた。今夏にはみずほ銀行も支店を開く予定で、開業資格を得た外銀9行のうち日本勢が最多となった。日本のメガバンクとの2人3脚でミャンマーの銀行の近代化が一段と進みそうだ。膨大な札束が出し入れされるのはミャンマーの銀行の日常風景だ。度々発生した銀行の取り付け騒ぎで国民の銀行不信が根強く、口座を持つ割合は数%にとどまる。国際通貨基金IMFの推計では、14年3月までの預金量は1兆8千億円(昨年比4割増)、日本のメガバンクの役割は、ますます大きくなりそうだ。

2 件のコメント:

  1. 日本のメガバンクの貢献は、評価できますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    銀行は金融インフラの根幹に当たるので、日本のメガバンク各社がそれを抑えたのは、大したものです。ただネーウイン大統領時代に何回か高額紙幣の廃貨があり、国民は銀行に預けるのことに不信感があります。この不信感を取り崩すことから始めますので大変です。

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