2015年4月8日水曜日

(2521)民政4年 訪れぬ平穏 内戦のミャンマー北部 避難する少数民族

  4月8日の朝日新聞より。他の見出しとして、「娘殺され、国軍兵の関与問えず」、「キャンプに10万人、見えぬ帰還」(6段記事)。軍事政権から4年前に民政移管した後、民主的な改革が進んできたミャンマーで、いまだに国軍を恐れながら暮らす人々がいる。内戦が再燃した北部で暮らす少数民族カチン族の国内避難民らだ。全土での停戦を目指す和平交渉で前進はあったが、それでも村に帰れないと訴える。州都ミッチーナにある避難民キャンプにいるLさんは娘(20)が国軍兵士に強姦され殺された。国軍は関与を否定し、「国軍のせいにする者は法に基づき告訴する」と声明、このため声を上げるのは容易ではない。いま120カ所の避難民キャンプに暮らす10万人の帰還のめどは立っていない。住人の一人は「村では貧しくても自由があった」と話す。

2 件のコメント:

  1. 本当に気の毒ですな。
    早く平和が訪れるよう、心から願う…。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    各地の避難キャンプに暮らす10万人の避難民に自由と平和が来ればよいが、当分来そうもないのでは…。

    返信削除