2015年4月13日月曜日

(2526)ミャンマー大型火力に沸く 東洋エンジ系など計画

  4月10日の日経電子版より。ミャンマーで石炭火力発電所の建設計画が相次いでいる。東洋エンジニアリングが筆頭株主でタイのプラント大手、TTCLは9日、ミャンマー国内の総発電能力に匹敵する大型石炭火力発電の建設で合意した。相次ぐ発電所建設で、電力供給量は現在の5倍以上になる見込み。企業誘致に最大のアキレス腱だった電力不足が解消されれば、ミャンマーへの製造業進出が加速しそうだ。出力128万キロワットの発電所をモン州で建設し、2019年に稼働する。総投資額は3千億円。建設は「超超臨界圧」と呼ばれる最新技術を使う。一方丸紅も20年にメイで200万キロワットの同種の発電所を建設する予定。電力環境の改善は、ミャンマーへ進出を検討する製造業にとって朗報。なお石炭火力発電は30年には33%を占める。

2 件のコメント:

  1. 最新技術の発電所建設は、大へん魅力的ですな。数年後から工業立国の道が開けるでしょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    エヤワジ河による水力発電が中国側に取られた結果、安い石炭による火力発電が注目されています。

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