2015年4月19日日曜日

(2532)日通 河南省鄭州と雲南省昆明に拠点を設立

  4月16日のミャンマー新聞より。日本通運の現地法人日通国際物流(中国)は河南省鄭州と雲南省昆明に拠点を開設し、4月1日から営業を開始した。河南省の省都鄭州市は、近年自動車産業や電子機器産業が進出し、工業化が進んでいる。中国日通はすでに自動車物流を中心に営業している華南日通国際物流鄭州支店と共に業務を行う。雲南省はミャンマー、ラオス、ベトナムと國境を接し、南北経済回廊が開通したことにより、今後南アジア諸国との経済活動が一層活発になると予想される。中国日通は、南北回廊の結節点である昆明市を、中國西南部エリアの戦略的物流拠点と位置付ける。昆明拠点では新規物流ルートの開発や、現地における情報収集から業務を始め、将来は中国国内拠点と南アジア諸国を結ぶ物流サービスを提供する。

2 件のコメント:

  1. 10年先を見越した物流戦略。将来、日中間に問題が起きた場合の対応も必要なのでは…?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    緊張感が高まっているこの時期に、よく中国進出を決めました。自信があるのでしょう。

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