2015年4月14日火曜日

(2527)着弾事件でミャンマーに足元を見られた中国は「張子の虎」なのか

  4月14日の産経デジタルより。「ミャンマー空軍機の爆弾が中国雲南省の農村に着弾し、4人が死亡、9人が負傷」と3月14日の新華社通信が配信した。誤爆とはいえ中国にとって屈辱的な出来事である。にもかかわらず新華社は「爆弾が着弾した」という主語があいまいな表現を使っている。日本政府が尖閣諸島の国有化を発表したときに比べて、中国は穏やかな表現を取っている。ミャンマーが強気な理由は2つ。①南シナ海の離島の領有権問題があり、ミャンマーとの関係を大事にせざるを得ない。②中国がミャンマー内戦に介入していることを隠したい(ミャンマー政府が捕えたコーカン族の中には複数の中国人がいた)。また空爆事件は中国空軍にとっても大失態であった。ミャンマーの老朽化した爆撃機に侵犯され、何も対応できなかったのだ。

2 件のコメント:

  1. なかなか面白い記事。色々と背景があるんですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    おそらく嫌中派の記者が書いたものでしょう。面白いですね。

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