2015年4月11日土曜日

(2524)改憲協議継続で合意 スーチー氏と大統領側

  ミャンマーの野党党首スーチー氏らが求める憲法改正をめぐり、スーチー氏やテインセイン大統領ら政治指導者6人による協議が10日、首都ネピドーで開催。スーチー氏は今年後半の総選挙不参加もちらつかせて改憲を目指すが、選挙前の改憲は時間的に難しくなりつつある。6者協議には2人に加え、国軍最高司令官、下院議長、上院議長、少数民族政党代表が出席。憲法改正や自由公正な総選挙の実施等の議題は引き続き協議を続けることで合意した。スーチー氏は9日の会見でも「自由公正な選挙には改憲が必要」、「総選挙への参加は確定的なことは言えない」と語った。今回大統領が協議に応じたのは改革に前向きな姿勢を示す狙いがあるが、まだ憲法改正案は国会に未提出で、国民投票も必要。迅速に妥協が成立するかが鍵だ。

2 件のコメント:

  1. 協議継続は、一応評価されますな。
    今後の展開が関心の的…。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    協議継続はおそらく時間の引き延ばしだけでしょう。私の感では、たぶん現軍政側の思い通りになるでしょう。あまりにも狡猾な戦略としか思えない。

    返信削除