2015年4月1日水曜日

(2514)ミャンマー停戦へ協定 政府と少数民族 全土対象に草案

  4月1日の朝日新聞より。1948年の独立直後から内戦状態にあった少数民族武装勢力と政府が31日、「全国停戦協定」の草案の交渉で合意した。双方の交渉団が、政治対話の開始などの内容をまとめた。少数民族側各組織のリーダーが同意して署名すれば、協定として発効する。国内和平への実現へ大きな前進だ。ただ一部では戦闘が続く見通しだ。協定草案には、少数民族が求めてきた自治権の拡大や、民族間の平等といった問題を話し合う「政治対話」を署名後90日以内に始めると明記、分権的な連邦制導入といった具体的な政治課題の協議へと移ることになりそうだ。なお交渉で政府側は、激しい戦闘になっているコーカン族の武装組織などは交渉相手と認めず、協定への署名もさせない構えで、戦闘が続く可能性が高い。北部カチン州も同様。

2 件のコメント:

  1. 大分、前進している感じ…。一部部族とも、いずれ和解できるでしょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    少数民族側の主な主張は、自治独立を認めること、ビルマ族と平等な地位を得ることなどですが、軍事政権側が認めるか否かは未知数です。

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