2015年4月15日水曜日

(2528)外国人実習、定着の陰で「貴重な働き手」失踪も多く

  4月9日の日経電子版より。日本で外国人が働きながら技能を学ぶ「外国人技能実習制度」。人手不足に悩む製造業や農家では、貴重な働き手を確保する仕組みとして定着している。しかし実習生の失踪が相次ぎ悪質な受け入れ先の問題が指摘されるなど、不透明なイメージも付きまとう。専門家は「実習生の立場を明確にし待遇改善を図るべきだ」という。創業130年の村上造船所(広島・因島)では、日本人従業員8人に対しタイ人実習生は4人、彼らは黙々と溶接作業などに汗を流していた。社長は「今や因島の造船業は、外国人実習生で支えられている」という。因島や周辺の島に来ている実習生は約千人。一方、法務省によれば、実習先から失踪した実習生は4851人(14年)で大半は不法残留になっているという(以上)。ミャンマー人も多い。

2 件のコメント:

  1. なるほど、専門家の意見を取り入れるべきですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    この制度は、実習生からの搾取、難民申請のための踏み台等が言われています。実情を把握し、改善すべきは改善して進めたらいいと思います。

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