2013年1月8日火曜日

(1701)カチン本拠を砲撃 国連自制促す

  ミャンマー政府軍と少数民族カチンの武装勢力との間で内戦が続くカチン州で、政府軍は6日、カチン側の本拠地ライザを砲撃した。報道によると、7日にもライザ近郊の軍事拠点を空爆した。カチン州の一部を事実上支配するカチン独立機構(KIO)によると、6日、政府軍はライザに向けて砲弾を10発以上打ち込んだが、負傷者はいない。17年続いた停戦協定が、1年半前に破られて以来、砲撃を受けたのは先月に続き2度目。テインセイン大統領は最近、軍の補給路や発電施設の確保のため、攻撃したことを認めている。1年半の内戦で、カチン州では約10万人が避難民として暮らし、一部は中国に越境し難民は数千人に上るという。潘国連事務総長は「市民の命を脅かすすべての行為の停止」と、「人道支援のアクセスを保障する」ことを、ミャンマー政府に要求。

2 件のコメント:

  1. テインセイン大統領には、そろそろ本気になって、本格的休戦を実現してほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ミャンマーの問題地区はカチン州のライザ近辺と、ヤカイン州のシットウエ―地区の2か所だけ。他のところは大体平和。ずいぶん少なくなったのはやはり大統領の功績だ。いまのところ。

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