2013年1月16日水曜日

(1709)ASEAN、アジア牽引 14年GDP216兆円

  1月15日日経電子版。アセアン主要5か国(ASEAN5)がアジア成長の軸となる構図が鮮明になった。日本の戦後発展を追った韓国、台湾、シンガポール、香港(NIES)4か国は、14年には前年比6%増の2兆4080億ドルの見通しだが、ASEAN5(インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム)は前年比12%増の2兆4360億ドルで初めて逆転する見通し。東南アジアの原動力は中産階級の台頭だ。人口2億4千万人のインドネシアでは、中間所得層が15年には3千万人に膨らむ。政治が安定に向かっていることも大きな要因。80年代に躍進したNIESは豊かさを実現した半面、少子高齢化が進み、内需の伸び悩みが鮮明。今後は、東南アジア市場に活路を探る日本勢と、NIES企業の争いが激しくなる。自動車は日本勢が、家電は韓国勢が優位だ。

2 件のコメント:

  1. ASEAN5の中でも、2億4千万人もの人口を抱えるインドネシアは、注目の的ですな。
    日本企業の健闘を期待したい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    NIESという言葉にお目にかかるのは久しぶり、少子高齢化の日本も少しずつ力を落として行くでしょう。戦時中の「産めよ増やせよ」との掛け声が懐かしいですね。

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