2013年1月14日月曜日

(1707)漢字消えたミャンマー 中国離れで争奪①

  1月12日の日経電子版。マンダレー近郊の高原で草木が削られ赤茶けた地肌が帯のように続く。西部のインド洋沿岸と雲南省をつなぐパイプラインの予定地だ。中国は年内を見込む開通後、南シナ海を経ずに中東原油を輸入できる。ミャンマーには30年間、年20億円近い土地提供料が入る。このパイプラインは両国の蜜月の象徴だった。マンダレーは中国製二輪車が市場を独占し、ヒスイやルビーの買い付けに中国人が押し寄せる街だった。だが看板に氾濫していた漢字は姿を消した。発端は2年前、総選挙寸前の政府の指導だった。その後も中国がかかわるダムの建設中止や、銅鉱山開発への抗議などが続く。バゴー近くの新空港の説明会で韓国の建設会社が熱心に発言した。米国も、コカコーラ社をはじめキャタピラー、フォードなど40社が現地入りした。

2 件のコメント:

  1. 正解ですね。中国にインフラ整備を任せたら、国ごと乗っ取られます。
    これからのミャンマーは、世界に羽ばたいてほしいです。

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  2. 匿名さん
    ご指摘の通りと思います。今までのミャンマーはこの点全く無防備でしたね。今後中国の出方を注視しましょう。

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