2011年4月26日火曜日

(1078)読みました 「ニッポンに生きる」 

(2011年4月26日) 
 いま「ニッポンに生きる」という本を読んでいる。副題は「在日外国人は今」。著者は共同通信社取材班、現代人文社 2011年2月発行、1600円+税。この書籍の内容は既に多くの地方紙に連載されていたが、今回単行本にまとめたもの。第1章:隣の外国人、第2章:隣の日本人、第3章:働いて働いて、第4章:併合100年の韓国・朝鮮人、第5章:難民鎖国、第6章:自らの手で、第7章:共生への提言、第8章:解説で構成されている。日本には、200万人以上の外国人が暮らしている。故郷を離れ、異国で生活する理由はさまざまであり、抱える思いも直面する問題もそれぞれ違う。今や多民族国家と言えるこの国で、多様な外国人と共生していくために、まずは彼・彼女たちの実際の姿を知る必要がある。私は今までビルマ人だけに目が向いていたが、この本には他の国の人々も多数出ており、大いに参考になる。

2 件のコメント:

  1. 他のいろいろな国の人とくらべてみると、ビルマ人や、ビルマ人の置かれた境遇の特徴が浮き彫りになりますね。

    以前、日本のビルマ人コミュニティーは、ビルマ人同士よりあつまるので珍しい、と聞いたことがあります。

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  2. stさん
    来年実施される「在留カード」問題で、不法滞在外国人にはますます居心地の悪い日本になる。不法滞在者を追い出す法律だからしょうがないが、入管は在留資格のない人を助ける方策を広報すべきと思う。(N)

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