2011年4月5日火曜日

(1057)Canpus新聞で見るビルマ難民(下)

  (2011年4月5日)
  昨日に続き、早稲田大学生らがまとめ、Canpus新聞に発表した「日本で暮らすビルマ難民たち」の紹介。・・・・・・収容される入管の部屋は5人から十数人の相部屋で、週二回日用品の購入が可能だが、値段は通常より高い。体の不調を訴えても然るべき診察は行われず、薬が渡されるだけ。収容されている人の中には喧嘩もある。仮放免されたとしても、難民認定申請が通るとは限らない。日本への滞在が許可されたとしても、異国で生き抜くすべを学ぶ必要もある。彼らは祖国を出なければならなかった人たちだ。入管という場所が、ある意味で彼らの止まり木となる日は来るのだろうか。亡命ビルマ人たちは、民主化への歩みは進んでいると確信している。スーチーさんの解放や、「名ばかり選挙」と批判されながらも総選挙が20年ぶりに実施されたからだ。穏やかで平和な日が遠くないことを信じたい。

2 件のコメント:

  1. 希望を持ち続けることは、非常に大切なことですな。
    はやく実現するよう、心から祈りましょう!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    宗ですね、希望を持ち続けること、これは日本の被災者にも言えることです。我々だって同じことだよね。(N)

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