2011年4月4日月曜日

(1056)Campus新聞で見るビルマ難民(上)

 (2011年4月4日) 
  ネットサーフィンをしていると、ときどき思わぬニュースにぶつかる。今回取り上げたのはCampus新聞、SANKEI EXPRESSが企画し、各大学の学生が編集したニュースで、昨年10月から発行されている。3月22日号22面には早稲田大学ジャーナリズム教育研究所の10人の学生たちが編集した「日本で暮らすミャンマー難民たち(上・下)」が掲載されていた。(上)では、二組の親子が登場するが、子どもたちにかける親の愛情がよく描かれている。子どもたちは日本人というアイデンティティーを持って育つが、親は将来とも日本人同様に扱ってもらえるか心配している。父親の1人は、3度(1年7ヶ月)入管に収容され、在留特別許可が下りるまでの15年間は、健康保険など日本の行政サービスを受けることができず心理的負担が大きかったと話す。いまは自国の難民申請者に手を差し伸べている。( つづく)。

2 件のコメント:

  1. 難民申請者としては、このような大先輩は、大変心強くかつ有り難いでしょうな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    難民認定申請をして難民になることは実績がないと非常に難しいが、難民でなく、在留特別許可(定住または特定活動)を得ることは
    3割ぐらいは可能。そのための喜びと悲しみは代々先輩から後輩に受け継がれています。(N)

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