2011年4月15日金曜日

(1067)牛久の会から牛久入管への申し入れ書

(2011年4月15日)
  牛久の会(牛久入管収容所問題を考える会)の田中喜美子会長が牛久入管(東日本入国管理センター)所長に対して、4月13日、東日本大震災に関して以下のような申入れを行った。「3月11日の地震時、収容者はパニック状態となり、数名の収容者にAEDを使用したが、収容者の中から抗議行動が発生、4月11日の地震時にもスリランカ人が過度の緊張状態から呼吸困難となり、緊急搬送されている。一方建物の壁、柱部分にひび割れが生じ危険と思われる。このため、①帰国を望まない仮放免申請者には仮放免許可を。②仮放免の条件が整わない収容者には職権仮放免を。③収容が続く収容者にはヘルメットや放射能軽減防護用具の準備を。④帰国費用の整わない収容者には国費送還を。⑤夜間居室施錠の中止を。⑥ブロック別面会制限、仮放免者の面会人数の制限の中止を(以上は概要です)。

2 件のコメント:

  1. タイミングよく、要望を申し入れることは、非常に重要なことですな。
    当局の改善策を期待しましょう。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    この牛久の会は、収容者支援の有力団体の一つであり、入管も無視できないと思います。
    同様趣旨の申入れは弁護士会からも出されており、注目されます。きのうも牛久入管のある茨城県南部に大きな余震があり、地震に慣れない外国人がパニックを起こすのもやむをえないと思います。(N)

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