2011年4月22日金曜日

(1074)ビルマがアセアン議長国を希望

(2011年4月22日)
  4月19日の朝日によれば、来日中のアセアン事務局長スリン氏は、ビルマ政府が2014年にアセアンの議長国を努めたいと伝えてきたことを明らかにした。ビルマは06年に議長国になる予定だったが、民主化の停滞を批判する欧米諸国に配慮した他の加盟国に促され、辞退していた。ビルマ政府は、昨年の総選挙を経て「民政移管」を果たしたとしており、国際舞台に復帰し、政権の正当性を内外に示したい考えとみられる。この件に関連して、21日の朝日は、米国務省のトナー副報道官代行は、人権状況と国内問題を理由に、「いかなr主導的役割をになうことも懸念する」と異議を表明した。今秋正式参加する東アジアサミットなどを通じて、アセアン議長国としての適格性を問うとみられる(以上概要)。四面楚歌の菅首相はどう判断するのか。残念ながら、結局はビルマ新政府の意向を認めるのではなかろうか。

2 件のコメント:

  1. 「議長国を務めたい」とは、全く驚き!
    尤も、議長国という目標に向かって努力することは、大変結構だが、いささか時期尚早という感じ…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    20年間欧米から馬鹿にされてきたビルマ政府が、やっと自信を持って乗り出そうとしてる感じ、どうなりますかね。(N)

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