2008年7月29日火曜日

(79)米国の行動力に驚嘆 「ビルマの30日」

(2008年7月29日)
  「ハリウッドスターとビルマの30日」(Burmainfo提供)が昨日で終了した。タイトルは「30日」であったが、実際には「38日」間続いた。最終回は、プロデューサーのノーマン・レア氏。彼はこれまでの映像をすべて見ていて、ビルマ国民が軍事政権から受けている迫害が理解できるようになった。特に、サイクロン被害に対する軍政の態度に、ビルマの痛みを間近に感ずるようになった。彼は人権活動センターの会員になることを約束したという。私のブログ(33)と(56)でもこのテーマを取り上げたが、今回のキャンペーンは日本では考えられない大胆な手法であり、かつ、極めて効果的な手法であった。ハリウッドスターという著名人を大動員し、映像という媒体を活用して、世界中にビルマ軍政の迫害ぶりを紹介したことになる。米国首脳の発言よりも、この38人の映像・スピーチのほうが大きな影響を与えたに違いない。

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