2008年7月24日木曜日

(74)少し朗報 難民受け入れへ

(2008年7月24日)
今朝の朝日新聞を開くと、「政府は難民受け入れへ転換 避難国経由で移住」と大きく出ていた。久々の朗報である。09年に準備を進め、2010年からタイに逃れているミャンマー難民を受け入れる可能性が高く、当初30人ぐらいを想定しているらしい。タイ国境の難民キャンプで暮らす難民を日本で恒常的に受け入れる「第三国定住」制度を導入することになる。昨年日本が受け入れた難民はたったの41人、国内外で閉鎖的といわれてきた日本の難民政策の一つの転換点とはいえる。一方、現在の難民認定制度は、すでに来日した人が認定を求めるために、「不法滞在者らによる悪用」が多いという理由で、認定されない割合も高い。すでに日本で5年10年と真面目に暮らし、日本社会に溶け込んでいる彼らは、難民申請によって故国と決別し、家族と別れる決意をした人たちである、この面でも政府は配慮して欲しい。

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