2008年7月27日日曜日

(77)研修・技能実習制度 やめたら

(2008年7月27日)
今朝の朝日によると、外国人研修・技能実習制度の 問題点が大きく出ていた。この制度の趣旨は「途上国への技能移転」であり、1年目は研修生として技術・技能を修得する期間で、2・3年目が労働者の扱いとなり3年経過すると帰国となる。現在中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシアなどから約9万人が日本に来ており、ビルマ人もいると聞く。受け入れ側の多くは、繊維、金属、食品、農業などの小規模企業のようだ。特に問題なのが1年目の研修生で、本来日本語教育その他を研修する場だが、実際には人手不足を埋める単純労働者扱いをしてることだ。米国では人身売買の一例として取り上げている。自民党では、この制度を廃止し最初から短期労働者として入れ、定住は認めない方針。一方日本商工会議所は定住を認めたらと言う。政府は現行制度の修正で十分との立場。私は定住を認めてよいと思う。

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