2008年7月12日土曜日

(62)読ませるね 拓さんのブログ

(2008年7月12日)
  他人のブログを読んでいて、早く続きを見たいと思うことはあまりない。だが熊切拓さんの「スパイの話(1)」(リンク表にある「ビルマ国境ニュース」)は面白い。カレン人の集会で「日本人のスパイがいる、そのスパイの名は・・・・不思議なことに拓さんと同名であった」。「スパイだといったのは拓さんがよく知っている人物だった」。「そこで拓さんはその人物に電話してみた」。第1回目はここで終わっていた。確かにミャンマー人の間で「スパイがいる」という話は極めて多く、私も何回も聞いた。日本で30以上もの民主化グループが割拠している原因も、あるいはこのようなお互いの疑心暗鬼の気持ちが作用しているためかしら。5人以上の集会は禁止などという、軍事政権による長い弾圧政治が、民衆の心をずたずたに切り裂いた結果であろう。平和ボケしている日本人には考えられない現象だ。拓さんの続編が待たれる。

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