(2008年7月5日)
私はビルマ人難民申請者に会う機会が多い。日本に来てすぐ難民申請して収容された人は、当然のことながら日本語が分からず気の毒な状態である。私はそういう人には初級の日本語の教材や、簡単な辞典を差し入れている。4ヵ月後入管を出る頃にはとても上手にしゃべる人もいて、びっくりする。一方、数年~十数年日本にいた人で、日本語をほとんどしゃべれない人もいる。そういう人は概して友人が少なく、内にこもるタイプのようだ。これも気の毒である。しかし難民申請をするということは、祖国と決別し、家族と別かれるということ、言葉を返せば、多くの人は日本でずっと暮らすということ。日本人社会に溶け込むにはまず日本語の習得が重要で、その意欲が難民に認定される一つの要素かも。彼らにとって日本人と一緒に暮らす決意こそ今一番大切なのだ。幸い私の関係する「ミンガラ日本語教室」もあるし・・・・。
by myatmoe
返信削除語学は習得能力に大きな差があって、
努力だけの問題ではないところも
ありますよね。日本で「よりよい」生活を
してもらうために不可欠でもありますし。
難しい問題ですが、やはりみんがら日本語
教室の存在は大きいですね。
Myatmoeさん たくさんのコメント有難う。
返信削除語学力の中でも会話力というのは、本人の性格に負うところが大きいとききます。
返信削除内向的な人に、積極的に外国人(つまり日本人)と、つたない言葉(日本語)で話せ、というのもこくなことではありますが…
でも、実際にそれで本人たちが大変な思いをしているのを見ると、やや強引にでも日本語の習得をお勧めしたいところなのですけどねえ…
stさん mmさん 難民申請者は、日本で生きる覚悟が大事、そのために日本語学習が大切であり、私は少し強く言いたいです。(N)
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