2008年7月25日金曜日

(75)ビルマ友人からの電話

(2008年7月25日)
  昨夜、日本の大学で学んでいるビルマの友人から電話があった。久し振りの彼の懐かしい声を聞いてとても嬉しくなり、お互いに昨今の「ビルマ問題」を語り合った。将来のビルマの姿、国名の問題点、日本にいるビルマ人の考え方、少数民族問題の位置づけなどなど、延々と電話が続いた。その中で彼が強調する点は「教育問題」と「人権問題」にあったと思う。確かにビルマの一流大学を卒業した人が、日本で皿洗いをし、居酒屋で料理を運んでいる姿を目の当たりにすると、彼らに祖国再建のための教育に展望が開けない。青年から「教育」がなくなれば祖国は今以上に落ち込むであろう。また彼は「人権」についても憂いている。在日ビルマ人にしっかり「人権」を教えないと、軍事政権からばら撒かれた細菌はいつまでも残るであろうという。彼のようなしっかりした青年が、将来日本とビルマの架け橋になるのであろう。

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