2008年7月8日火曜日

(58)単行本「ミャンマー」を読んで

(2008年7月8日)

  先日、乃南アサ著「ミャンマー」(文芸春秋社発行、1400円)を近くの書店で買った。発行が08年6月なので、つい最近のサイクロン被害についても簡単ではあるが触れられていた。私はいままで著者名を全然知らなかったが、後書きで直木賞受賞作家であることを知り、興味を抱きながら一気に読み終えた。内容はミャンマー旅行記であり、写真をたくさん使っているので分かりやすかった。「どこに行っても、人々は、ひたすらに生きている」。「その、生きている姿を忘れたくない」。「デモと軍政が対峙する国で不思議な懐かしさが沸いてきた」。「軍政下でも人々の顔は未来へ輝いている」。「それは私たちアジア人のふるさとなのかもしれない」。「そこにはかつての日本があった」。さすが直木賞作家であり、やさしい、きれいな文章で最近のミャンマーを紹介している。それに比べてこのブログの拙文はひどいものだなあ・・・・。

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