2017年1月7日土曜日

(3168)ロヒンギャ問題「迫害ない」 ミャンマー政府報告

 1月7日の朝日より。副題は「人権団体は批判」。政府の調査委員会が「虐殺や迫害はなかった」とする中間報告書を出し、人権団体から批判が出ている。ロヒンギャへの暴行容疑で警官が拘束されたばかりで、委員会の中立性に疑問の声も上がる。ラカイン州では昨年10月に武装集団が警察を襲撃。治安部隊が掃討作戦を進める中で、ロヒンギャ住民に対して性的暴行や殺人、放火などの証言が報じられている。今回の中間報告では、ロヒンギャの人口やモスクの増加が「虐殺や宗教的迫害がない証拠」とし、性的暴行については「十分な証拠がない」としている。人権団体の関係者は「これらの驚くべき結論は方法論的に不備がある」と批判している。昨年12月に ティンチョー大統領が設置した調査委トップは元軍幹部。1月末までに最終報告書が出る。

2 件のコメント:

  1. 矢張り国連関与の調査団でないと、信頼されないでしょうな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    世界がこれだけ騒いでいるのに、「虐殺や迫害がない」などとよくも言えたものです。まだ中間発表のようなので、今月末まで待つ要がありますが、この調子だと、スーチーさんまで非難されるでしょう。やっぱり国連中心の第三者機関で調べてほしい。

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