2017年1月16日月曜日

(3177)ミャンマー言論の自由暗雲 ネットで政治家批判次々

 1月16日の朝日新聞より。民主化勢力が政権を握ったミャンマーで、言論の自由が脅かされる懸念が出ている。スーチー国家顧問率いる与党の政治家や軍首脳部をネットで批判しただけで逮捕されるケースが相次ぐ。国内外から出ている批判に対し、政権側の動きは鈍い。ヤンゴンのタクシー運転手(男性)は昨年11月電気通信法(名誉毀損の疑い)で逮捕された。「私たちの議員は能力がなく、誠実さも欠ける」というFBを使っての投稿だ。その他、NLDが政権交代を決めた15年の総選挙で、前大統領や国軍最高司令官を揶揄した活動家が逮捕(懲役6か月)された。同法をつかった告発は、市民同士のネットでの言い争いにまで広がっている。またNLD幹部でヤンゴン地区首席大臣は、地元紙大手の社長と編集長を告訴、彼等は2カ月間も拘留された。

2 件のコメント:

  1. 事実だとすれば、改めてほしい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    民主化はまだまだ遅れている。新政権自体が多くの問題を有し、あまり進展していない。悪評高き旧軍事政権の力を弱体化することが急務だが。

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