2017年1月11日水曜日

(3172)ムスリム主催の宗教的式典僧侶らが開催を阻止

 1月10日のミャンマーニュースより。ヤンゴン市内で1月8日、仏教僧侶らがイスラム教徒主催による宗教的式典の開催を阻止した。このため、会場には警察が呼び出されたものの、警官らは僧侶らの行動を制止しなかったという。ムスリム・ウラマー機構によると、僧侶らは宗教的式典の開始中止を予告することなく、突如行動に移したという。また、僧侶らによる突然の行動を警官らが阻止しなかったため、同機構は警察当局に対し、不満の声を上げた。同式典はこの7年間、トラブルなく開催されていた。また今回僧侶らによって強制的に中止されたことは、政治的な要因が関連しているとの見方もある。2012年には、ロヒンギャと仏教徒間の大規模な衝突が発生。ミャンマーで大多数を占める仏教徒と、イスラム教徒であるロヒンギャの間に緊迫した状況が続く。

2 件のコメント:

  1. 憂慮すべき事態…。暫時、静観も止むを得ないのかな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    仏教徒僧侶がイスラム系住民を攻撃する理由は何もないはず。仏教は暴力を認めているのか?

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