2017年1月14日土曜日

(3175)ミャンマー避難民4千人足止め、少数民族への攻勢で

 1月14日の朝日より。ミャンマー北部カチン州で、政府軍が少数民族武装組織のカチン独立機構(KIO)への攻勢を強め、約4千人の避難民が行き場を失っている。国境の川を越えて中国側に逃げようとしたところ、中国当局に押し返されたと言い、国境近くの道端にとどまらざるを得ない状況だ。避難民を支援する地元NGOのグループが、13日にヤンゴンで各国外交団に説明したところでは、政府軍が戦闘機による爆撃も加えて、国境地帯のKIO軍事拠点を10日に制圧すると、付近の避難キャンプに暮らす約4千人が11日未明、中国側に逃れ始めた。だが中国側は同日中にミャンマー側に追い返した。砲弾5発が中国側に落ちた。スーチー国家顧問は国内和平を掲げているが、停戦に応じないKIOなどへの政府軍の攻撃は、昨年以降 むしろ激化している。

2 件のコメント:

  1. 悲惨な状態。KIOが停戦に応じなければいけないのでは…。
    K.A.

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  2. k.A.さん
    この地区は、麻薬の生産地でありKIOはこの利権を失いたくない。スーチーさんが声を上げてもいいのでは?

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