2017年1月3日火曜日
(3164)タイでミャンマー難民支援激減、「学びの場」存続の危機
1月2日の日経電子版より。3百万人とも言われるミャンマーからの移民が暮らすタイには、「学習センター」が数多く存在する。タイの公立学校には行けない移民の子供たちに教育の機会を与えようと、ボランティア団体が支援する学びの場だ。12月にはクリスマスパーティーなども開催し、子供たちを喜ばせた。その学習センターが今、存続の危機にある。世界からの支援が新政権の発足したミャンマー国内に集中し、タイに避難した移民への支援は激減した。貧困から抜け出す希望となっている学びの場を失うことは、移民にとってあまりにも大きな損失。異国の地で新しい年を迎えたミャンマーからの移民にとって、2017年は一段と厳しい年になりそうだ。タイとミャンマーの国境地帯メソトなどにミャンマー移民が大勢いるのに、その存在は忘れられつつある。
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ミャンマーへの帰国を、真剣に考慮すべき時期なのかな…?
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除新政権がスタートすると同時に、ミャンマー・タイ国境の避難民の存在が忘れられつつある。奇妙な現象だ。