2017年1月13日金曜日

(3174)名誉棄損で逮捕のミャンマーメディア幹部を保釈

 1月11日のミャンマーニュースより。昨年11月に名誉棄損容疑で逮捕されたミャンマーのEleven誌の最高経営責任者Than氏と同誌編集長は1月6日、440万円支払って保釈された。両氏はこれまで3度にわたり保釈申請、しかしすべて却下。今回は刑務所で心臓発作を起こしたThan氏の健康状態を考慮したもの。両氏が逮捕されるきっかけは、同社媒体に掲載した記事。地方首席大臣が、1千万円の高級腕時計を実業家から受け取ったという内容。ヤンゴン地方政府はこの記事を否定し、電気通信法66条に違反するとして訴状を提出し逮捕に。ミャンマーでは2012年以降報道の自由が進んでいるが、スーチー氏が率いるNLDが政権を握ってから、名誉棄損訴追が急増。記者擁護団体関係者は「新政権下の報道の自由化は進展していない」という。

2 件のコメント:

  1. 「1千万円の高級腕時計受領…」とは、信じられるかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    私の知人は3百万円の腕時計を見せてくれた。だから1千万円程度の腕時計は、上級階級では比較的ポピュラーだ。我々下々クラスでは信じられないが。

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