2016年3月3日木曜日

(2853)ミャンマー「スーチー大統領」遠のく国軍との溝あらわ

  3月2日の日経電子版。ミャンマー国会は1日17日に予定していた新大統領の指名手続きを10日に前倒しすると発表した。与党NLDはスーチー党首の大統領就任を目指して憲法規定の一部停止を模索していたが、国軍の反対の前にいったん断念。スーチー氏に代わる「暫定」大統領の下、新政権を発足する方針に転換した。NLDと国軍の溝が浮き彫りになった。連邦議会「上下両院の合同会議」のマウン・ウィン・カイン・タン議長(NLD所属)が職権で日程の変更を認めた。スーチー党首は国軍のトップのミン・アウン・フライン総司令官と3回にわたり会談、大統領資格に関する憲法条項の効力停止と、自身の大統領就任を受け入れるよう要請していたが、司令官側は拒否したようだ。NLDはスーチー氏に忠実な人物(党長老や主治医)を大統領に据える方針。

2 件のコメント:

  1. 現状では、最善の方策…。

    K.A.

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  2. k.A.さん
    後から考えると、ミンアウンフライ総司令官にスーチーさんがうまくだまされた感がする。

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