2016年3月26日土曜日

(2876)難民認定で異議 最多の3120人、15年、審査未処理1.3万人

  3月26日の日経電子版より。法務省は2015年の難民認定者数などの確定値を公表した。不認定処分に異議を申し立てた人は前年比587人増の3120人で過去最多。申請自体が増えたためとみられ、認定の可否の結果を待っている人は全体で1万3831人(15年末時点)に上った。難民申請者は5年連続増加の7586人で過去最多。認定された人は14年より16人増えて27人。法務省によると、現地政府が非合法としている政治組織で活動し、身柄を拘束された経歴から、帰国すると迫害を受ける恐れがある人らを難民として認定。一方自分と異なる宗派から脅迫され、帰国すると殺害される恐れがあるとして申請した人が「政府が宗教対立の収束を図り、放置している状況ではない」との理由で不認定とした例もある。難民の要件を欠く 申請も多い。

2 件のコメント:

  1. 真の難民は、速やかに認定できるようにして欲しい。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    今認定するのは一組3人の参与人ですが、これを1人にしようという話も出ています。弊害を伴いますが。

    返信削除