2016年3月19日土曜日

(2869)ティン・チョー次期大統領が再編案 国軍利権に触れ緊張も

  3月18日の日経より。ティンチョー次期大統領は17日、経済官庁の統合などで現在31ある省庁を21に減らす中央省庁再編案を国会に提出した。NLDの行政効率化の第一弾となる。鉱物や森林など資源利権も絡む省庁再編は、国軍の既得権益を脅かす可能性もあり、新政権と国軍との緊張が高まる可能性もある。NLDは「行政の効率化と透明性の高い運営」を政権公約に掲げた。ティンチョー大統領は政治経験は皆無、スーチー党首の傀儡と見なされ、政治手腕を疑問視する声もある。3月末の就任前から大胆な改革を打ち出し、こうした見方を打ち消す狙いもありそうだ。ミャンマーで豊富な鉱物・森林資源が国軍の外郭団体や軍政幹部と親密な政商の利権の温床となっている。鉱業省は環境・森林保護省に統合し 天然資源・森林保護省に改組される。

2 件のコメント:

  1. 新政権としての試金石。うまくいって欲しい。

    K.A.

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  2. K.A,さん
    同感です。利権が絡むと話が複雑になるが、それを解決するのは仏教心と教育の充実かな。

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