2016年3月5日土曜日

(2855)スーチー新与党党首、外相に就任か

  3月2日のミャンマーエクスプレスより。NLDのスーチー党首が外務大臣に就任する可能性が強くなった。政治評論家のラリージャッキン氏が同党の議員の発言をもとに予想した。外務大臣は「国家防衛治安評議会」のメンバーでもある。同協議会は緊急事態時に大統領を超える権限が与えられるもので、同評議会の決定を経て軍司令官に全権限が移ることもありうる規定が憲法上にある。構成メンバーは、大統領、副大統領2人、両院の議長、国軍最高司令官、副司令官、国防大臣、内務省大臣、外務大臣、国境大臣の11人。4大臣のうち外務大臣を除く3人は大統領ではなく、国軍最高司令官が任命する閣僚。国軍最高司令官が現時点での憲法改正に反対しており、スーチー氏及びNLDは国軍との摩擦を避けるため 外務大臣への就任で妥協する意向。

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