2016年3月17日木曜日

(2867)ミャンマー大統領ティンチョー氏(続)

  ミャンマー大統領選に関する3月16日の朝日新聞のニュースの続編。新政権は現在31ある省庁を再編し、3分の2程度に減らす方針で、閣僚も現政権の36人から21・22人に絞るという。これまで閣僚は軍上級将校の「天下り先」で、縦割りがひどく、利権が頂点の閣僚に集中してきた。NLDは効率的で汚職の無い行政を公約。第1副大統領に就任するミンスエ氏は、軍政トップだったタンシュエ元上級大将の腹心だが、タンシュエ氏の孫が「祖父はスーチー氏を受け入れるべき」と語ったとされ、二人の関係に警戒感もあるが注目。また軍側は全国14の州・管区のうち、4つの首席大臣ポストを要求しているが、NLDは全州・管区で自党の候補を選ぶ意向だ。経済改革は道半ばで、貿易赤字は拡大、チャットは対米ドルで4年前に比べ3割下落 電力不足も深刻。

2 件のコメント:

  1. 新政権としては、慎重な姿勢で行政改革を…。

    <付記>Windows7→ Windows10の影響で、中々返信できません。今、しばらくの間、
    ご容赦ください。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍政側の利権の問題は、各州・管区でも同様。利権に基づくトラブルは今後多発するだろう。
    7⇒10の問題、いろいろあるようですね。私は当分変えないつもり。

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