2014年4月30日水曜日

(2178)三菱商事、ミャンマーの水道水民営化にらみ布石

  4月29日の日経電子版より。三菱商事がミャンマーで自治体の水道事業の改善支援に乗り出した。フィリピンで蓄積したノウハウを生かす。ミャンマーでは将来、上水道を中心に水道事業が民営化されるとの見方が広まっており、三菱商事がこれに本格参入する布石を打った格好だ。3月にヤンゴン市開発委員会と三菱商事による「無収水率の改善に向けた実証プロジェクトの実施」に調印。今秋以降、ヤンゴン市の約3千世帯で調査を実施し、無収水率の改善方法をヤンゴン市当局に提言する。今回の事業費約1億円は三菱商事が負担。この実証事業を通じてヤンゴン市当局の信頼を得て、民間に開放された場合優位に立つ狙いがある。ミャンマーの上水道普及率は35%前後で、タイの80%に比べ低い。将来数千億~数兆円規模のインフラ需要の可能性がある。

2 件のコメント:

  1. 上水道普及率35%とはいけませんな。
    早く改善されてほしい…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。将来を見据えた三菱商事の姿勢は見事といえましょう。

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